シュウエケ氏はある人に、一度ビジネスを築き、それを運営し続けることはむずかしいかと聞かれたことがあり、彼はこう答えました。「何かを築くことは非常に大変です。しかしまた、エキサイティングで楽しいことでもあります。そして続けていくことには忍耐、根気だけでなく、より困難な細部への気配りが必要となります。」
物事を整理しておくことが仕事であるシュウエケ氏は、このように表現しています。「建物を修理し、庭園の手入れをし、美術作品を維持することは、ある意味で挑戦であり得るところの大きい体験でした。人と人とのすばらしい連携作業でした。1人の人が築き、もう1人がそれを維持するのです。」
シュウエケ家は我々の友人や同僚、そして神戸市と協力し、この歴史的な名所を維持してきました。 細部まで気を配り、日常のメンテナンスをすることは、多くの人の協力を必要とする作業です。この邸宅へのご訪問を十分に楽しんでください。ご来訪いただいた皆様を、心から歓迎いたします。
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