1895: 板東敏雄 、徳島県に生まれる。
1913: 18歳で上京し、藤島武二に師事する。
1924: 芸術の街、パリのモンパルナスに行く。その後パリ郊外のピエールフィット・スール・
セーヌに移る。その土地で創作活動を続け、現実主義を基盤とした、緻密で創造的な独自のスタ
イルを築き上げる。性格は恥ずかしがり屋で、画風は繊細で個性的であった。
1924-1932: 藤田や小柳の作品と共に板東の作品がパリのシェロン画廊に展示され、販売さ
れた。
1944: 娘のキミエが生まれる。離婚後に引き取り、娘に絵を教える。
1951-1957: キミエは展示会を6回催すが、その中の1回は父親と共に行った。
1973: 階段から落ちて死去。虚弱体質であった。パリのペール・ラシャーズ墓地に眠る妻の
隣に埋葬される。